自律神経の乱れ
自律神経の乱れについて
横浜市緑区十日市場で2005年より、
肩こり腰痛はもちろんのこと、お身体の不調
といったことによりご相談もたくさん受けてまいりました。
「自律神経失調症」
「自律神経の乱れ」
など、よく耳にする言葉ながら、
はっきりとした病変がないために治療法もなく、
気持ちようといった認識をされている場合もあり
理解されないことがつらいという方も多いです。
自律神経とは何か?
というところから説明し、
当院ではどういうことをどういう見立てで行っているか
ということを話します。
自律神経とは、
内臓・脈管・皮膚などの運動と線の分泌を
自動的に支配する神経のことをいいます。
自律神経は、
- 交感神経と副交感神経に区別されます。
- 交感神経と副交感神経は、ある器官に対して反対の働きをします。
反対の働きとは、例えば心臓なら、拍動が…
- 交感神経は、小さく・早くさせ、
- 副交感神経は、大きく遅くさせます。
それぞれの働きのバランスによって、
身体の状態が保たれ、環境に対して適応できます。
自律神経失調症とは…
日本心身医学会の定義
「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、 かつ顕著な精神障害のないもの」
つまり、
検査によってどこかが壊れている/傷がある/何かが出来ている/などの病変がなく、精神疾患と言うほどの所見が見られないけれど、自動的に調整するはずの身体の機能がはたらきづらくなっているような辛い症状のある状態。
と、されているものです。
原因がはっきりしない(壊れている/傷ついている/何かが出来ている)ため、治療法もこれといったものがなく、
- ストレスをためないようにしてください。
- 軽い運動をしてください。
といったアドバイスと
- 安定剤
- ビタミン剤
を処方されることが多く、
心理的要因が大きいとされているため、心療内科への紹介をされることもあります。
自律神経失調症とトリガーポイント
トリガーポイントによって引き起こされる症状と、
自律神経失調症の症状が一致するものが
多くあります。
当院ではこんなことをしています
- トリガーポイント療法に則ってトリガーポイント自体を触ること
- 神経の働きが低下していることがトリガーポイントが出来てしまう理由になっていると考え、それを排除するためにカイロプラクティックによる神経の働きを取り戻す
ということを行います。
また、
- 自律神経の今ロールセンターである脳幹の下部に頚椎が位置するので頚椎との関連
- 自律神経の位置する場所が背骨の近く
ということも考えています。(下の図はイメージ図で、正確な図ではありません。)