骨盤矯正

骨盤矯正について

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2000年に二年制カイロプラクティック専門学校に入学し、
骨盤を含む、背骨について、
身体全体について、神経と脳についての勉強を
してまいりました。

身体を全体としてみるときには、

解剖学的に「形」だけで捉えると健康状態に限界があるが、
生理学的な「機能(はたらき)」に注目することが大切と知りました。

機能に注目するからこそ、
あきらめていた痛みや不調が変化します。

 

骨盤部分は特に大切です。

しかし、最初に骨盤の大切さを示した方が
分かりやすく説明するために用いた
「ズレる」という表現が、ゆがんだ一人歩きをしていて、
ゆがんだ認識をされていることも多いです。

 

「ズレている」という表現と「音」

骨盤が「ズレ」ている。
すごいことが起こっているように捉えられます。

骨盤の「ズレ」と言われる部分は、
仙腸関節部分のことです。
ここに少し動きがあるといいのですが、
この動きが極端に少ない場合に問題と関連しています。

矯正をするとすごい「音」を伴うことがあるので、
ズレがひどいと考えてしまいがちですが、
音とズレは比例しません。

 

「音」がすれば矯正されているものでもない

ランバーロール (1)

似たようなポーズで矯正されるので
わかりにくいかも知れませんが、
どこを動かしているのかが大切です。

音ばかりを追い求めている矯正では
意外に骨盤ではなく、腰椎を矯正されていることも多いです。

骨盤は分度器の中央のようなもの

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同じ角度でも、
二点が中央に近ければ距離は近く、
二点が中央から遠ければ距離が遠くなります。

骨盤自体の動き(ズレ)はほんの少しでも、
外側にとって大切な役割をしているので、
骨盤矯正は大切であると言えます。

 

当院ではこんなことをしています

骨盤の仙腸関節という部分を動かします。
基本的には横向きに寝た状態から動かします。

肩が痛い方や、怖いという方には別の方法を
使っています。