健康状態の底上げ
そもそも「ハイパフォーマンスのために」が得意な療法
2002年に学校を卒業し研修を重ね、
整体院で働き続け、いろんな症状に悩む患者さんをたくさんみてきました。
私が学校に入学した2000年に比べ、世の中の健康に対する意識がだいぶ変化しました。
私が学んだカイロプラクティック療法というものは、
そもそも痛みのために存在するのではなく、
良い状態を維持する・健康状態の底上げ・ハイパフォーマンスのために利用できるものです。
痛みのや不具合のある方々にとって、それらの原因になっている場所のはたらきをよくすることで、
結果:痛み→楽 になっています。
極端な例ですと、膝の痛みの原因が首であったり、左足の痛みが右の脚が原因であったり、ということが普通にあります。
2000年頃はカイロプラクティックの利用のきっかけが
「○○が痛いから」という理由の方がほとんどでした。
しかし、最近では、痛い場所はないけれど、「健康の維持」「健康状態の底上げ」のためにご利用になられる方も
増えて来ました。
数年前に陸上のボルト選手が、側彎症(そくわんしょう)でありながら、カイロプラクティックを利用なさっているということを公言されたこともカイロプラクティックを利用する方が増えた理由の一つだと思います。
ボルト選手は「痛いから」利用しているのではなく、「ハイパフォーマンス」のために利用している素晴らしい例です。
予防と健康の質アップのための継続利用
世の中の健康に対する意識が変化し、
生きているだけじゃなくて、
生活の質の向上にも目が向けられるようになりました。
「最初は腰が痛くて来て、最近は腰も痛くならなくなったけど、全身を調整すると首も楽になって仕事がすごくしやすいので、このまま継続します。」
というご利用も増えました。
神経質になる必要はありませんが、
虫歯になったから歯磨きするのではなく、
虫歯にならないためにするように、
カイロプラクティックも痛みが出る
ずっと前から利用することが出来ます。
私も痛みや問題がなくても、仕事を快適にするためにケアを受けています。
基礎的なケアをします。
痛くない状態での身体のケアは受けたことありますか?
身体に痛みという問題が起きてなくても、
身体の使いにくさというものが始まっています。
身体の動きのチェックをしながら
つかいにくい状態を改善していきますと、たいていの方は、
「あ、身体悪かったんだ。」とおっしゃられます。
この程度の状態からケアをしていくと、健康状態の底上げになります。
余談:
腕が上がっていると思っている方のうち、本当にしっかり上がっているのは、意識した体操等をなさっている方々です。不具合も痛みも感じない段階で、壁に踵・お尻・背中・頭をつけてバンザイをしてみてください。
自分ではよく見えなければ、誰かにチェックしてもらってください。
肘がひどく曲がったバンザイだったり、腰を振らないと腕が上がらない人もいます。