片頭痛(へんずつう)

片頭痛(へんずつう)

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2000年に二年制のカイロプラクティック専門学院に入学し、
その後、整体院で働き続け、いろんなタイプの頭痛を見てきました。

片頭痛は、実は私自身が苦しんでいました。

片頭痛になったことはありますか?

  • 寝ていれば治るものではないし、
  • 痛すぎて眠れないし、
  • 食べ物を噛む行為自体が頭痛を増強するし、
  • アタマの位置がほんの少し動くだけでもひどく痛いし、
  • 吐き気ではなく、実際に吐きますし、…

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このまま痛みは治るのかな…
と、不安になったものでした。治し方がわからない。

また、薬も、市販の鎮痛薬では効かず、
病院で処方された「片頭痛用」の薬じゃないと効かないこと、いいタイミングで服用しないといつまでも頭痛が続くことも特徴です。

片頭痛とは?

血管運動性頭痛のことで、頭部血管が拡張し、
拡張した血管が神経に触ることで痛みが出る

とされています。
吐き気と脈打つような片側性の頭痛が特徴です。とされていますが、両側性のこともあります。

片頭痛の薬の作用

片頭痛に苦しい人は、
片頭痛について、
インターネットでいろんなサイトを
調べ、

「なんらかの原因により、
頭にある血管が拡張し、拡張した血管が
神経に触ることにより起こる頭痛。」

という説明をご覧になっていますよね?

病院や薬局のサイトですと、

…「ですので、市販の鎮痛薬ではなく、
専門医の診察を受診し、
専用の、片頭痛用の薬を処方してもらう。」

というような指導がされています。

片頭痛薬は、拡張した血管を収縮させたり、
血管周囲の炎症をとることで、片頭痛の痛みをやわらげる

という作用をします。

「拡張した血管が神経に触っている」 から、収縮させて血管が神経に触らないようにするためです。

そして、
拡張した血管を収縮させるということで、

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛(肩こりによる頭痛)

という作用もあります。

こちらの作用は副作用として処方薬の説明に掲載されています。

でも、お薬だけでは、「なんらかの原因」に対しては、 なんの対処もしていません。

※頭痛と言っても、いろいろあります。

勝手に単なる頭痛と決め付けず、お医者さんを受診して、緊急に対応する必要のある脳の病気ではないことを
調べる必要はあります。

その上で、

「ただの片頭痛」である場合

「なんらかの原因」について改善していく必要があります。

あまりの痛みに、不安になる場合があり、
不安になると症状を強くすることがあるので、
片頭痛用のお薬で症状を遠のかせる必要があれば、
一時的にはそういった対処をすることも大切です。

でも、

病院・薬局の説明による、
「なんらかの原因により」
という部分に注目してみてください。

そこは、

断言できるほどの、根拠ある原因が明示されていません。

本当に良い状態を維持することが目標なら、
この「なんらかの原因」にプローチしないと、
いつまでも頭痛→服薬→頭痛→服薬…
というくり返しです。

そして、

頭痛の回数は服薬するようになってから
増えていませんか?

私は、服薬の回数が少ない方でしたが、
一回に一粒じゃ効かなくなり、年間で12回、量にして15粒服用するようになりました。
※ひどい方は、月の1/3、2/3服用されていることもあります。

仮説の下に施術をしています。

なんらかの原因=どこかが血流不足になっている
という仮説を下に施術をしています。

【仮説】

「どこかが血流不足になり、血流を促さなければと脳が判断して
→血管を拡張させます。
それがアタマの部分で起こると片頭痛になる」

ですから、脳が「血流不足である」という判断をしないで済むように、

どこかが血流不足になることを防いだ生活をします。

この仮説の根拠は、

片頭痛予防策として推奨されているのが、

  • 身体にめぐる血液の質を良くする食品の摂取
  • 身体に血液をめぐらせる生活

だからです。

片頭痛に良いとされている食品を積極的に摂取する。
(この食品は貧血に良いとされている食品と重複しています。それもどこかが血流不足になるという仮説に合います。)

これは、特に生理前から生理中は意識して摂取する必要があります。
(生理の時に片頭痛発作が起きる人も多いです。)

そして、痛みがなくても不調がなくても
定期的に身体のメンテナンスをすることで身体の動きを良くしていきます。
=身体が動けば血液が全体に行き渡る。

これらは、
片頭痛に悩まされていた私が
実際に気をつけて生活習慣から改善した方法です。

こんなことをしています。

片頭痛用の特別な施術はしていません。

身体が痛い・どこかが凝る
といった症状が出たからではなく、身体をベストに保てるように定期的な施術を推奨しています。

頭痛発作が起こってしまっている場合は、
施術をすることで少し楽にはなりますが
発作が出にくい身体づくりに努められても、
実際に発作が出てしまうと薬の方が良いように思います。

頭痛発作を治めるための施術ではなく、
頭痛発作が出にくくなるような身体作りが大切です。

でも、主役はあなた自身です。

●●しない、●●しちゃいけない。●●を避ける…

そういう生活は緊張を強いるものです。
身体に悪いこともしてしまうのが普通の生活です。
だから、それを全部避けるのではなく、身体に良い事もたくさんするような生活が良いです。