外反母趾だから○○が悪い?!…原因と結果の誤解
O脚・足ブログ
- 外反母趾だから腰が痛い
- 外反母趾だから膝が痛い
- 外反母趾だから○○
と、思われている方が意外に多くてびっくりしています。
腰や膝、さらに首や肩に問題があるから結果として足の変形があります。
※リウマチ等は別
既に、形として、症状として問題が出ていれば、「足」そのもののケアをすることも大事です。
長期に渡る変形の進行自体に手を入れることが必要なケースもあります。
しかし、他の問題…根っこの方の問題を放置したまま足だけケアしても症状を繰り返します。
根っこの問題は、結果(変形等)に表れるまでに、どんどん深くなっているので、根っこをちょこっといじったからすぐに結果にアプローチできるわけでもありませんが(根の深さによります)、良い結果を生みたいなら根っこから取り組むことが大切です。
変形したものを元に戻すには時間と頻度のかかるものですが、症状に関しては根っこから取り組むと、変化しやすいです。
今、外反母趾を例にとりましたが、それは、五十肩四十肩、へバーデン結節と呼ばれる変形にも当てはめられる話です。
根本は一つではないですが、間違った方向に進んでいる、その道を変えることは、10年先を考えた時にとても重要です。
余談ですが…
肩に問題がある人は、この足のゆびの間の筋肉がとても硬くなっていて、ここにアプローチすると上がらない肩がかなり上がるようになるケースもあります。※上がる度合いには個人差がありますが…