姿勢が悪い

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2005年に十日市場でデイジー整体院をOPENし、
いろんな症状に悩む人ををみてきました。

症状はそれぞれですが、どの患者さんもたいてい姿勢が悪いです。

姿勢が悪い状態が、すぐに痛み・こり・しびれを起こせば、気をつけられると思います。

しかし、すぐには症状にならず、そんなことには耐えられるように身体は出来ています。
それは、身体の機能としては素晴らしい点です。

しかし、
そこで気がつけないことが、
安易に悪い姿勢を積み重ねてしまう原因です。

良い姿勢は、見た目に良いということだけではなく、
良い健康状態を維持するためにとても大切です。

【良い姿勢は作りやすくなったけど。】

施術をする前と後で、身体の動きや
良い姿勢の作り方を比較してみると、
施術の後は、身体の動く範囲が広がって、良い姿勢を作りやすいことが実感できます。

しかし、
「良い姿勢を作り続けるのは疲れるんですよね…。」
とおっしゃる方も多いです。

最初は、姿勢を保つための
「姿勢を保つ筋」というものが使われていない習慣なので
疲れます。

それを使わない状態を長年積み重ねて来たからです。

そこを踏まえて
日常的に「良い姿勢」を作る・維持すると、
「姿勢を保つ筋」は育ちます。

良い姿勢を作りやすい身体づくりをして
良い姿勢の方が身体が活性化することを
身体に教えてあげましょう。

【こんなことをしています。】

身体が前に丸まった姿勢でいる時間が長いために、
背中の筋肉がすごく疲労させられています。

また、「感覚」が間違っているので、まっすぐできていると思っているその姿勢が少々前傾していたり、カーブが強かったりします。

これは、

  • 壁に踵とお尻と背中と頭をつけて立つ。
  • 更に両腕を上にまっすぐ上げる。

をしてみると出来ていないことでわかります。

施術としては、
全体の動きをよくするためと、
命令系統の働きを整えるために
骨盤・背中・首のカイロプラクティックによる
アジャストメントを行います。

さらに
皮膚や筋膜にもアプローチします。

良い姿勢を作るのに制限をかけている場所を
変化させて、良い姿勢についての指導をします。

悪い姿勢のデメリットと、
良い姿勢でいることのメリットを説明します。

利用者さんにわかりやすいように「姿勢矯正」という言葉が使われていますが、

悪い姿勢が固定してしまってよい姿勢を作りにくい方に身体を使いやすく出来るように調整はしますが、「良い姿勢でいる」ことには本人も協力的じゃないとうまくいきません。

姿勢は、脳の間違った感覚・関節や筋肉の動きを変える我々専門家の仕事だけではなく、身体を動かそうという本人の気持ちが協力し合うことで良い状態になります。