不安と交感神経と毛細血管の収縮＝こりや痛みの増強
不安になっていると交感神経の働きが強くなります。
交感神経の働きが強いと、
毛細血管が収縮(きゅっと閉じるイメージ)し、
痛みや不調のある場所に血液(酸素)が行き渡りません。
血液が行き渡らないために、
痛み・こり・不調のある場所が、
もっと痛くなったり、
こりが強くなったり、
不快感が増します。
今ある状態を知ることが安心につながり、
施術効果も高まりますので、説明も重視しております。
【交感神経と副交感神経】
自律神経は
交感神経と副交感神経とに区別されます。
交感神経と副交感神経は、
一つの器官に対して反対のはたらきをします。
その反対のはたらきがバランス良くはたらくことによって、
人間はどんな場面にも対応出来ています。
一つの器官に対して反対のはたらきとは、
例えば
心臓に対して、
交感神経は、拍動が小さく速くはたらき、
副交感神経は、拍動が大きく遅くなります。
血管に対して、
交感神経は、小動脈と毛細血管が収縮し、
副交感神経は、小動脈と毛細血管が拡張します。
危険にさらされたり、活発な活動をする時には、
交感神経が優位にはたらき、
リラックスするなど、静的な活動をする時には、
副交感神経が優位にはたらくことが
適度に調整された良い状態です。
ですので、
いつも緊張してばかりだと、
血液(酸素)が各場所に行き渡りにくい状態を
いつも作っていることになります。
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