「テニスの練習をした後に腰が痛くなるのはどうしてですか?」というご質問をいただきました。
「以前、『痛くなるのは血液が来ていないから』
と、教えてもらったけれど、
テニスの練習をした後に腰が痛くなるのですが、
なぜですか?
筋肉が足りないからですか?」
今日はこのようなご質問をいただきました。
質問は二つ
- 動いている(スポーツしている)のに痛みが出るのはなぜか?
- 筋肉が足りないからか?
補足:
これだけでは、データが足りないので質問をしました。
練習の最初は痛くないけど、練習の最中から痛くなる。
とのことです。
まず一つ目のご質問
腰が痛くなるのはなぜか?
→無理な動きをさせているからです。
無理な動きとは?
以前、こちらのブログ
腰痛の起きやすい人のほとんどが腰の筋肉が弱いのではなく
でも話しましたが、
腰…腰椎部分の関節は捻るという動きは
あまりしません。
前後の動きが得意な部分です。
では、「捻る」という動作はどこでするのか?
というと、捻り動作は股関節が大きく担当します。
ですから、
テニスの捻るという動作をする時に、
股関節の動く範囲が足りないと、
捻る動きを得意としない腰に負担を出します。
繰り返し、行うその動作の一つ一つが腰に負担をかけて、
無理に動かされているために痛みが出ている
ことが考えられます。
これらの説明をしながら
股関節の動きを封じて、捻りの動作をしてもらったり、
模型の股関節と腰椎の部分を見てもらったりしました。
「思い当たります。
とのこと。
ですから、股関節の可動域を広くするような
ストレッチをすることを勧めました。
もう一つのご質問
筋肉が足りないからですか?
→筋肉は足りているから股関節の可動域を
広くすることがいいと思います。
これは、個別に身体を見ないとわかりませんが、
この方は、既に筋トレをかなりされていて、
今は割れていないけど筋肉割れていたことがあります。
※私は見ていませんが多くの目撃情報があります。
股関節のはたらきが悪すぎると、
みなさんの大好きなインナーマッスルである
体幹腹筋が使いづらくなっています。
(鍛えづらくなっています)
はたらきが悪いまま筋トレをこれ以上するより、
まずはもう少し股関節の動きをつけると
いいと考えられます。
もちろんカイロプラクティックで
身体を動かす命令系統を働けるように出来ると
ベストです。