「めっちゃ目が乾いて、唇もリップしても乾くんですけど、花粉症と何か関係があるんでしょうか?」
「めっちゃ目が乾いて、
唇もリップしても乾くんですけど、
花粉症と何か関係があるんでしょうか?」
というご質問をいただきました。
花粉症だから、お薬を服用されているとのこと…。
私も出来れば薬は使わない方がいいと思っている派です。
でも、薬を敵視はしていません。
現状と、回復する力を秤にかけて、
使った方がいい時もあると考えています。
薬のメリットって何でしょうか。
- 今困っている症状に対する即効性
- 時間の拘束がない
- 安価
といったところではないでしょうか。
話を
「めっちゃ目が乾いて、唇もリップクリームをつけてもすぐ乾くんですけど、花粉症と関係ありますか?」
というご質問に戻します。
花粉症と直接と言うより、花粉症のお薬を服用されているとのことで、お薬と関係しています。
そこまで単純ではありませんが、単純な話として、
花粉症のお薬の目的って、
- くしゃみ
- 咳
- 鼻水
などといった症状を抑えるためですよね?
「出る」系を止めるためのお薬です。
目やお肌のうるおいは、「出る」系の働きで保たれます。
で、「出る」系を「抑える」お薬…
くしゃみ、咳、鼻水…だけを都合よく止めるわけではなく、出る系を止めます。
だから、必要なうるおいもなされなくなります。
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免疫力が強い弱いという言い方がありますが、実は免疫も強い弱いではなく、免疫を調整する力(能力・機能)がしっかりしているかしていないかが重要です。
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身体が薬より優れているのは、そういう「調整力」があるところです。
栄養不足・睡眠不足・運動不足
で身体が弱っていると、「調整力」が悪くなります。
薬を使って症状が抑えられている間に、栄養不足・睡眠不足・運動不足を養い、自分の力をアップさせることが大事です。
自分の力をアップさせるために、症状に休んでもらおうと薬を用いるという選択は必要です。
でも、症状を抑えて、身体を酷使していれば、自分の調整力はどんどん弱ってしまいます。
カイロプラクティックは、その調整力をフルに発揮するために、神経の通る背骨の動きを良くするというものです。
薬のようにたちどころに花粉症が治る。
という魔法は起こせませんが、背骨を良く動くようにすることで、身体全体の機能をアップさせていきます。
ただし、花粉症…外の物に対して過敏に反応している身体の機能を、理想的な状態にするためには、頻度も期間もかかります。