こりや痛みの回復に深呼吸がなぜいいのか?
2015年11月2日投稿、2025年8月rewrite。
こりや痛みの回復に深呼吸がいい理由
こりや痛みの回復に深呼吸が良い理由は、
- 身体の内部としての理由と、
- 動きとして外部の理由
があります。
身体の内部としての理由
人の体には、自律神経という神経のはたらきがあり、自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれのはたらきがバランスよくはたらいています。
現代社会の生活では、
交感神経が優位にはたらく時間が長くて、副交感神経が優位にはたらきづらくなっていると考えられています。
例えば心臓と血管では、
交感神経のはたらきは、
心臓の拍動が小さく速くなる。
血管は小動脈と毛細血管が収縮する。
副交感神経のはたらきは、
心臓の拍動が大きく遅くなる。
血管は小動脈と毛細血管が拡張する。
です。
身体や臓器の主たる部分には、交感神経の働きが優位な時に、 トントントントンと心臓がポンプし、 血液が送られ、
副交感神経の働きが優位な時には、 ゆっくり大きく心臓がポンプし、 体の細かい部分にまで血液が行き渡る。
です。
これらは、意志で命令して動くのではなく、身体のようすと連動して自動的に動いています。
緊張感が強くて、ストレスが多い人は、交感神経のはたらきで届く大きな臓器等には血液が行き渡りますが、身体の細かい部分にまで血液が行き渡る時間が少ないです。
こりや痛みのある場所は、毛細血管が広がる時間が足りなくて、行き届かない場所ができてしまいます。
それがこりや痛みのある場所です。
太極拳、ヨガ、瞑想…で深く呼吸をするものは、副交感神経をはたらかせます。
からだ全体に血液(酸素)が行き渡るので、コリや痛みの回復によいはたらきをします。
ゆっくり大きな呼吸をすることと連動して、毛細血管が拡張して身体に血液が行き渡ると、こりや痛みが回復しやすくなります。
深呼吸は、そういったからだの内部をはたらかせるのでコリや痛みの回復に良いとされています。
身体の外部としての理由
身体に血液(酸素)が行き渡らないと、コリや痛みを感じます。深呼吸で内部の働きと関係しながら回復するのは、上記の理由です。
深呼吸が身体によい外部としての理由は、肋骨が動くことに関係します。
深い呼吸の方が、肋骨がよく動きます。
さらに、その肋骨の動きが身体全体に波紋のように動きをゆっくり広げていきます。
動きが広がると、毛細血管が動いて、血液(酸素)が広がっていくので、コリや痛みの回復に良いと言えます。
すでにコリや痛みのひどい場合
自力の深呼吸だけで、努力をするだけではなく、カイロプラクティックで、背骨がよく動く(背骨と肋骨は関節している)体づくりをしていくことが早道です。
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