摂ってるつもりで、摂取できていない?!栄養素のチームワーク
栄養は、チームワークではたらきます。
そして、いちばん少ないものに影響されます。
ビタミン・ミネラルはたんぱく質がないとはたらけない。
そんな話を前回しました。
【摂ったビタミン・ミネラルが無駄になっている理由】
https://www.daisy-seitai.com/s7871/
必要な栄養素を摂取しても、変化しない場合、
他の要素が足りないこともあり得ます。
前回は、それをのび太の缶詰に例えました。
今回は「栄養素もリービッヒの最小律」なんですよ。という話をします。
【リービッヒの最小律】
植物の生長速度・収量は、必要とされる栄養素のうち与えられた量の最も少ないもののみ影響されるとされる説
これを分かりやすくするために、「ドべネックの桶」で説明されることが多いです。
植物の生長を、桶の中の水に見立てて、桶を構成している板を養分・要因と見立てます。
どこか足りない要素があれば、
生長は小さくなります。
一つだけが突出していても、一番短い板に合わせて
生長が小さくなります。
さらに細かい話を鉄分を例に話します。
食物中の鉄には
- ヘム鉄(二価鉄)
- 非ヘム鉄(三価鉄)
が、あります。
二価鉄はそのまま腸管で吸収することが出来、
三価鉄は胃酸、ビタミンCなどの作用で二価鉄に還元されてから腸管から吸収されます。
腸管で吸収された鉄は、たんぱく質と結合して、
→貯蔵鉄になれます。
つまり、身体の中で「貯蔵鉄」になるためには、
- ヘム鉄→たんぱく質が必要
- 非ヘム鉄→ビタミンCなどとたんぱく質が必要
です。
【ヘム鉄・非ヘム鉄の食品】
- ヘム鉄…肉や魚などの動物性食品に含まれている。
- 非ヘム鉄…野菜などの植物性食品に含まれている。
- 例外→鶏卵・乳製品は動物性食品だが、非ヘム鉄が多くある。
食品中の多くは非ヘム鉄なので、鉄吸収に影響することに注意が必要です。
【吸収を助けるもの】
- ビタミンC
- クエン酸
- 動物性たんぱく質
【吸収を阻害するもの】
- タンニン、フィチン酸
- 食物繊維
だから、鉄欠乏貧血のために「鉄分」だけを
せっせと摂取しても、他の栄養素もしっかり摂取しないと、
身体にも残りにくいし、活躍しにくいのです。
筋肉が立派な方たちがプロテインを摂るので、
たんぱく質は筋肉になるもの。
というイメージが強すぎているようです。
たんぱく質は筋肉になる…間違いではありませんが、
身体の中で働いて、いろんな構成要素になります。
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