辷り症(すべりしょう)・分離症(ぶんりしょう)
解剖学的条件は変えられないけど…
解剖学的条件は変えられない。
変えられないものに、悩んでも身体に悪いだけ。
だと考えているという話です。
何もしてはいけないのではなく、
変えられないものではなく、その中でベストを作ればつらい症状から離れて生き生きと生きられるということを言いたいです。
だから、
何かショックを受けるような診断を受けても、それと生き生きと生きることは、別の話であると言いたいです。
ここまでお読みになったら、主旨はこれ以上のものではないので、後は私がブツブツ言うだけなので、読み続けなくてもいいです。
- 19歳くらいから、椎間板の潤いはない
- 腰椎椎間板ヘルニアは意外に出ている人多いかも
でも、痛くなったその時に初めて
- レントゲン
- MRI
等で見るから、それがあたかも原因のように見えてしまいます。
もちろん、原因の少しにはなっているかもしれません。
でも、椎間板が飛び出している(椎間板がヘルニアしている)ことが分かった人でも
- 痛くない日
- 痛い日
がありますよね?
100%椎間板が飛び出していることが原因ならば、毎日痛くないとおかしくないですか?
師曰く
「しわや白髪があったり、禿げたりするのに、椎間板だけ若々しいわけがない。」
とのこと。
多少の老化劣化はあっても不思議ではない。
すごくわかります。
我々のような、いわゆる医師ではなく民間療法とジャンルされている場所にいらして、良くなる方がいらっしゃるのはこれが理由です。
良くなるってヘルニアを引っ込めることが出来るわけではなく、水分のない椎間板に潤いを元に戻しているわけでもなくても「なれる」ということです。
身体ってつながっているんですね。
と、当院ご利用になられるとご納得される方が多いです。
まさにその通りで、神経という意味でもそうですし、「一つの動きをするために一つの筋肉だけが動いているわけではない。」ということに於いてもそうです。
例としては、
右足を上げる時に、目に見えて動いているのは右足だけど、左足を踏み込んでいるから出来る動作です。
他にも、指を動かす時に肩が動くなどもそうです。
そして、上半身が動く時は下半身も、下半身が動く時は上半身も動く。
それがナチュラルです。
だから、神経が麻痺していらっしゃる方は、動きがぎこちなくなります。
で、
ダンサーやパントマイマーって、意識的に一つの筋肉だけを動かすことが出来ます。
トップと言われる人ほど、それが良くできます。
で、
椎間板だのなんだのに問題があっても、ベストを尽くしていれば、元気で生きられるんじゃないかな。
と思いました。
もちろんその状態のレベルにもよるとは思います。
でも、
整形外科さんで骨などの状態を診断されて、ショックを受ける人が多いので、こんな話を綴ってみました。