手の指を骨折。骨折は治ったけど、腕や首まで重だるくなってきたので…
2014年10月から当院ご利用の方です。
腰がつらいというところからみえています。この方は、たいてい、おみえになる時は「腰が痛い」です。
でも、
「今日は違うんです。実は手の指を骨折して、骨折は治ったんだけど、腕や首まで重だるくなってきたので…。」
とのこと。
もちろん、手に問題が出ていた(骨折)から、そこをフォローするように他がつらくなった。というのもあります。
でも、転んで骨折なさったということなので、転んだ瞬間に多少なりとも首にショックがあったのではないかと推測されます。
首からの指令が悪くなった上に、骨折した指を固定していたことで、首がどんどん硬くなったのかなーと推測。
ちょっと首の動きが悪かった。
でも、細かいようすを捉えるには来院頻度が足りないし遠いので、大きな流れと推測でしかわかりません。
(怪我をしたからこうなのか、こうだから怪我をしたのかという判別について)
今日あるようすと推測での施術を行いました。
そして、
骨折はくっついたから、今度は指をよく動かすようにお医者さんにいわれています。
とのこと。
漠然とそのように言われただけなようだったので、関節は六方向に動くという話をして、実際に動かしました。
そして、テーピングをしました。
骨折は治せませんが、治る力をサポートできるのがテーピングです。
そしたら、指がもう少し動くようになった感覚を得てくれました。
テーピングは固定系と、動かす系があって、私は動かす方をサポートするようなテーピングを主にします。
うちにいらっしゃる方は、怪我系の安静ではなく、もっと動かしてほしい問題でみえる方がほぼなので。
テーピングで指がもう少し動いたら、結局首・肩・腕も良い動きが出来るようになるので、おいおいもう少しよくなると思います。
2014年10月から当院ご利用の方なので…
で、
「今日の腰のようすはどうですか?」
と、尋ねられました。
これは、施術中にも申しましたが、以前つまみづらかった腰の皮膚がつまみやすくなっているので、誰よりもってわけじゃないけれど、前よりいいですよ。いいからつまめるんですよ。という話を致しました。
そして、すごく詰めて来院されているならともかく、1か月以上空けてみえる場合は、私が何をしたかではなく、本人がどう過ごしたかがかなり多くを占めて反映されます。
一度の施術で、動かしやすくできますが、動くかどうかは、患者さんに依存する部分です。
それを変化させられたなら、何かしている良い習慣があります。
その方は、体操シートの003をこまめになさっているそうです。
こまめにも心掛けつつ、朝一に一回は必ずなさっているそうです。
↑これで、腰痛を回避しています。とのこと。
すばらしいです。
首・肩・腕の心配があるので、また近いうちにご利用にみえるとのこと。
待っています。