カイロプラクティックの醍醐味・予定の施術が受けられなくても…
カイロプラクティックの醍醐味は身体の機能が底上げされることです。
予約を入れていた日に行かれなくなってキャンセル。施術を受ける日が延期になってしまって痛くなってきました。
という方がいらっしゃいました。
施術計画書を立てて、集中的に施術を受けた方が良い期間というものはあります。
ですが、ある程度施術受けることを優先順位の一番にした時期があって、その後であれば、ご自身の治癒力が、初期に比べてアップしているので、そんなに死ぬほど心配する必要はありません。
もちろん、こまめに受けると決めている期間は出来るだけ計画に沿うようにした方が良いですが、
- 予定の日に受けられなくて延期すること
よりも、
- 受けられないから不安になること
の方が100倍くらい悪いです。(すみません、倍数はテキトーです。)
受けられないことの不安がなぜ悪いかわかりますか?
初回の資料を使った説明で、
- 「痛い」ってなんだろう?
- カイロプラクティックでアプローチする背骨、アプローチする意味は?
という話をしています。憶えていらっしゃいますでしょうか?
5ページ目にある痛みの四大理由の一つ「ストレス」。
ストレスが関係します。
ストレス下では、交感神経が優位になって、副交感神経のはたらきが悪くなります。
副交感神経のはたらきが悪くなると、毛細血管で血液がプワッと広がれなくなり、それが血流の悪い場所を作ってしまい、血流の悪い場所に問題が起こりやすくなる。
「不安」=「ストレス」
不安ってストレスです。そんな気持ちになると痛みが増強しちゃいます。
間隔が理想よりも開いてしまっても、よく感覚を研ぎ澄ますと、出た痛みが、当院を利用し始めた頃よりも回復しやすくなっています。
間隔が予定より開いてしまったら、推奨している運動(体操)を1セット増やしたり(回数よりも丁寧に行うことが大事です)、ちょっとお散歩してみたりして、安心してつなげられることをイメージしてみてください。
カイロプラクティックで何をしているのか?
初めていらした頃は、背骨(骨盤含)の動きが悪く、背骨から出ている神経のはたらきが100%から遠いです。
背骨がしっかり動くように(大きくは動きませんが)なっていると、神経のはたらきがどんどん良くなって、本来ある「修復機能」もはたらけるので、何か一つだけ(例えば腰痛のみ)に影響するわけではありません。
カイロプラクティックは、身体の機能の底上げをしています。
ですから、ある期間集中してご利用になった後に、ちょっと行かれなかったからって初期のひどい状況になるわけではありません。
身体の問題は習慣で作られています
当院を利用するようになって、施術を受けるだけではなく、生活習慣を少しでも変えているならば、すごくつらかった初期ほどに身体がいってしまうことはありません。
それまでとは異なる生活習慣、知らなかった身体に良い事を少しでもしているならば、同じ道をたどることはありません。
まずは、変えられないこと(予定)について考えても仕方がないので、そこに囚われて痛みを必要以上に強めないで安心して過ごしてください。