成長ホルモンの分泌は就寝3時間後にピークだから、いつ寝ても同じ?…

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最初に、

眠る時間は

  • シンデレラタイムとか、
  • 日付変わる前にはとか

言われた後に

↑それは必要ないと否定される話も出てきました。

理由は、

成長ホルモン(細胞作るための命令ホルモン)就寝約3時間後に最大出されるから、

何時に寝ても同じ。と、されたからです。

本当にそうでしょうか?

違います。

就寝時間22時、23時、…少なくとも0時前には…と言われていた根拠は他にあります。

インパクトのあるトピックの方が注目を浴びる傾向があります。

でも、基礎が分っていると、インパクトあることよりも、基礎によってシンプルな内容が分かってきます。

【余談】

健康教室は休止中ですが、初来院の際に、大事なことは資料を渡して話しています。

不安は、毛細血管の働きをキュッと止めてしまい、痛み・重み・だるさが出やすくなります。

リラックスする時間を作ったり、楽しいことをしたりして、快適に過ごしましょう。

↑ちなみに、呼吸は、無理に長くすると、むしろ緊張を強めて、身体がゆるむ呼吸とは異なってしまいます。

話は戻ります。

就寝時間22時、23時、遅くとも0時超えない方がいい理由

確かに、成長ホルモンの分泌だけを考えると、何時に眠っても「就寝約3時間後」に最大分泌するのでいつ眠りに就いても同じということになります。

しかし、☆日内変動する「成長ホルモンを抑制する(成長ホルモンの分泌を抑える)ホルモン」というものがあり、それが成長ホルモン分泌のピークと重なると、成長ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

だから抑制系のホルモンがはたらく前に、成長ホルモン分泌のピークを迎えるのがベストです。

寝る直前の飲食の影響

高血糖状態も、抑制ホルモンがはたらくので、寝る直前に飲食をしてしまうと、成長ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

 

成長ホルモンという名称ですが

子ども等、成長が必要な方々だけではなく、身体の細胞全部の入れ替えにも必要なので、何歳になっても大切なホルモンです。

  • 身体は使えば補修が必要です。補修されます。

自動的な働きです。

役目を終えて排出されていく細胞の代わりに、新しい細胞が常に作られています。

その新しい細胞のために、早く眠りましょう。

治癒力アップのために出来ること。睡眠。

 

※夜間勤務等があり、それは無理という方々もいらっしゃると思います。100%無理でも出来る時には心掛けるだけで、長い人生で受け取り続ける結果は変わっていきます。

☆日内変動

いつ寝るか、いつご飯を食べるか、いつ運動するか等に関わらずに変動するという意味です。