身体のしくみの説明を大事にしている理由。自分が主役になってほしい。
ワタシが身体の仕組みを伝えることを大事にしているのは、
自分が身体についてわかっていなかったせいで、健康への遠回りをしてしまったからです。
- 小さなきっかけ
- 小さな勘違いの積み重ね
で、身体を害しました。
ただ、
- 当時はお医者さんの病気に対する説明も今ほどなかったし
- あってもわかりやすくありませんでしたし、
- 情報もとても少なかった
です。
だから、自分だけが悪かったとは思っていません。
私の従姉が身体について知る機会を得て、私のことを思い出して、今の健康のきっかけをくれました。
その時は、私の身体の推測以上の反応に、その従姉もびっくりするくらい、私はとんでもない状態になりました。
あまりにもひどくて、対症療法も必要だと決断して、そこから一呼吸置きました。
そして、それでも、そのままではこれからの長い人生、いずれ破綻すると考えていました。
もう少しゆっくり取り組むかと、夏休みを利用(長期の取り組みが必要と考えられた)しました。
その時出逢った先生に相談して、今度はドクターの下で根本的治療に向かいました。
いい時悪い時、揺れながら。
最悪の時は、半年くらいでしたが、普通の生活できるなーと自信持って暮らせるようになるには、4年か5年くらいかかりました。
身体を壊してから出会った先生は、本当に健康になるための説明をしてくださる先生でした。
身体の仕組みと薬の役割を教えてくださったので、私はゆっくりと健康を取り戻しました。
先生が一方的にああしろこうしろと話すわけではありません。
私が「なんでなんだろう?」と思うことを尋ねると、
こういう時はこうする
という、根拠のない説明ではなく、
- 身体の仕組みとしてこういうことがあるからこう、
- 僕だったらこうする
という話なので、理解もしやすいし、いつでも自分でどうするか決めたり、自分で決めきれないことは先生が専門家としてそうするならという風に、決められました。
現代では、
お医者さんが説明するという仕組みは重要であることが全員でわかっているし、
それがなければ、セカンドオピニオンという選択も出来るし、
自分の症状と病気についての情報を得られるし、
が、当たり前ですが、当時でこういう先生に出逢えたことはとても貴重でした。
この歴史があって、今の仕事をしているわけではまったくありませんが、
今自分がどういう姿勢で仕事に取り組んでいきたいかとなると、先生との出逢いはとても自分に影響しているなと思います。
身体のしくみを、みなさんに知ってもらって、◯◯を飲めば元気になるみたいな、曖昧な話や嘘くさい話ではなく、自分が主体となって、元気になってほしいと考えています。
整体院に行けば、痛くなくなるというのではなく(それで元気になっちゃう人はそれもありですが)、自分が主体となり、整体院を利用するという姿勢で、元気になってほしいと考えています。
この話のつづきは、またいずれ…。