競技選手の方、競技選手を指導されている方へ
怪我などを含む故障などの選手は、
どのような対策をされているのでしょうか?
私は、怪我や不具合の治療をすることよりも
(※もちろん不具合を治療することも必要です)
ベストパフォーマンスのための施術を受けることが
結果、怪我や不具合の予防に大切だと考えています。
人の身体が悪くなるには順番があります。
①代償期初期 一つの機能障害が始まる
②代償期 ①の機能障害を他がカバーし始める
③代償期 カバーしている場所だけでカバーできないため、多数の場所で機能障害が始まる
④非代償期 複数の機能障害を放置
⑤非代償期 ある時点または何かのきっかけから代償が出来なくなる
⑥非代償期 組織の損傷を食い止めようとして痛覚が刺激されて表れる
この六段階のうち、自覚が出てくるのはどこだと思いますか?
自覚が出るのは⑥番目です。
アスリートは、ひょっとしたら身体に対して
繊細な感覚があって、⑤番目くらいで
- 「なんか調子でないな」
- 「本調子じゃないな」
- 「記録がおかしいな」
などと感じることが出来るかもしれません。
でも、その時点で
- 整骨院
- 鍼灸院
- 整体院
- カイロプラクティック院
など
を利用するという選択は出来ていない人もいるのではないでしょうか?
そして、長期に渡る不調や故障期間に入ってしまう方がいらっしゃるのではないでしょうか?
トップになりたくて、一生懸命練習するのは大切ですが、
その練習が「力」ではなく
「疲労」「消耗」になっていれば、
せっかくの練習がもったいないことではないでしょうか。
練習に手を抜いているわけではないのに、
身体の状態がベストじゃないために力につながらなければ、
やりたくて始めた競技もつらくなります。
整体院や、カイロプラクティック院を
怪我をしたから、痛いから
ではなく、
良い状態で臨めるための利用を心がけることが、
結局は怪我の予防につながります。
スポーツ競技の指導に当たられている方は、
「怪我に気を付ける」ではなく、
選手が競技でベストを尽くせるようなアドバイスが
結果、身体を育てます。
怪我や故障をした選手を拝見することもありますが、
もっと前にみたかった…
もっと前からみたかった…
強くそう思うことがあります。
そして、
復調して元気に競技に戻れることはうれしいですが、
故障を抱えて通院に戻られると、
もっと定期的に身体をメンテナンスしてほしい…
強くそう思います。
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有名な話ですが、
陸上のウサイン・ボルト選手は
カイロプラクティックを受けられていました。
ボルト選手は側彎症(そくわんしょう)といって
背骨のカーブが側方にあり(ねじれを伴います)ます。
それでも、競技で最高のパフォーマンスを発揮できた
のはカイロプラクティックのお陰だとおっしゃっています。
お名前・競技等には触れませんが、
トップの選手は不調のあるなしに関係なく
メンテナンスを大切にされています。
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