裏腿や、脛(すね)等々が痛かったりしびれたり?坐骨神経痛
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坐骨神経総腓骨神経等に沿った症状を総称して坐骨神経痛。
その神経に沿って症状が出る理由は、一つとも限らないと考えています。
これは、当院にみえた方々に症状と背骨・身体の関係の話をする時によく話すんですが、
膝に痛みがあって、膝を治療し続けたけど全然治らない…という方が、首を施術すると良くなるケースがよくあります。
※ちなみにですが、痛みが始まった時が悪くなった時ではなく、悪い時期を経て、痛みが出ています。「膝で通院したけどなかなか良くならなかった」とお見えになるケースも多いですが、(膝を治療しているという方針とその内容にもよりますが)これ以上悪くならないようにするだけで精一杯のこともあるのではないかとも想像しています。
で、この坐骨神経に沿った症状が出ている場合、
- 股関節の部分で坐骨神経を絞めているのか
- 腰部から坐骨神経に分岐する場所で神経を絞めているのか
- 背中の部分で坐骨神経の束の部分を絞めているのか
- 首の部分で坐骨神経の束の部分を絞めているのか
コレだけが原因ということはなく、全体が関係していると考えて施術にあたっています。
正座を長くすると足がしびれますよね?
あれは、正座の圧迫が原因て明らかです。
でも、こういった症状に
いちばん関係している場所というものはあると思いますが、原因が一つであることはありません。
だから、どの症状でおみえの方も全体をみて施術します。
それから、これは坐骨神経痛だけに言えることではないのですが…
ここから先はご興味ある方のみで…
症状名がつくと、症状が人にぴったりくっついてしまいます。
ぴったりくっつくと離れにくくなります。
…何言ってんのって思うかわかりませんが、言葉というのは本当に力を持っていて、
日本でも古来より「言霊」って言うじゃないですか?
本当に力を発揮しまくります。
何か、説明する場合に、便宜上使うのは必要だと思います。
でも、そこにくっついちゃうので、あまり、症状名にくっつかないでください。