意識がないようですが…体側が縮んでいる人が多いです。
自分の現在地を知ることが大切
体操の選手などの競技用の動きだと自分とかけ離れ過ぎていて比較のしようもないと思います。
でも、その人たちがなんで美しい動き、美しい姿勢なのかは、競技用ではない動きの時にわかります。
とある人が、仕事の合間にちょこちょこ身体を動かしているようすを目に出来ました。
その一つ一つが、とても美しかったです。
私が、身体をみせていただいて案内している体操が8つあります。
人によってどれをしてもらうかの優先順位が違います。
それを丁寧に行ってほしいと思ってきました。
よく、
筋トレは姿勢が大事
と、いいますが、正しい姿勢でトレーニングをしないと、鍛えたい場所が鍛えられません。
正しい姿勢で行うと、鍛えたい場所を鍛えられます。
それをするには、
- その姿勢をとるための柔軟性
- その姿勢をとるための筋肉
が必要です。
一つ一つを丁寧に行うからこそ、目的のことができます。
例えば、これ、
体操シートの002番です。
これは、身体の側面が縮んでいることがいちばん気になる人に最初に習慣にしてもらいたい体操です。
これは、必ず壁際で行ってもらいます。
身体を丸めた状態で体側を縮めても、本当に伸ばしたい体側が伸びないからです。
↑ちなみに、「姿勢が悪いです」とおっしゃる方でも自分の体側も縮んでいるという風に想像できる人は少ないです。
壁に沿って行うと、
驚くほど、たいして体側伸びません。
それでも、体側を伸ばすことが大事で、曲がることが大事なのではありません。
自分に必要な分を丁寧に行って、少しずつでもよくなっていくことが大切です。
驚くほど、たいして体側が伸びないのは…
普段から身体を丸めているので、体側を伸ばすという動きが出来ていないからです。
これは、能力的に出来ないのではなく、やっていないから出来ないので、こまめにしていれば、大きく伸びるようになっていきます。
まずは、丁寧に行って、自分の体側が思いの外縮んでいる(伸びない)ということを実感して、現在地を知ることも大切です。