自分の身体の現在地と、当院が案内している体操。
↑これ、カイロプラクティック・整体系のイメージ画像でよく見かけますよね?
これは、仙腸関節という部分を動かそうとしています。
※この図は別件で使ったものなので、下部の9mm程度という文字は今は無視してください。
仙骨と腸骨という部分の関節だから仙腸関節(せんちょうかんせつ)といいます。
この部分を動かすための施術なんですが、この体勢に持って行くだけで「股関節」「恥骨」「腰」が痛い人もいます。
普段、似たような動きの場面では、別の場所が代償的に使われていることが想像できます。
代償出来ているからいいのではなく、代償的に使われている部分は、本来の仕事以上のことをさせられているし、動かなくていい場所はどんどん動かないから動かないことがどんどん問題になっています。
こうして、壁にくっつくという、シンプルな動作も、してみると出来なかったり、出来ていると思っても施術後に「本当に」出来ているのと比べると出来ていなかったことに気づきます。
今、ここで言いたいのは、気づいていないから悪いのではなく、
気付くところからがみんなのスタートで、今気づいたことは今後のためによかったと思おう。と言いたいです。
現在地を受け入れるから、私が案内する体操は、時間こそ短くても意味があるとわかって、継続してくれる。
憶えてもらえるように紙にしてあるけど、紙にしていなくてもわかるような、本当にシンプルなものです。
それでも、継続している人は、その体操で自分の調子の良い悪いもわかるし、今日やって明日効果の出るものではなくても、長期にわたって取り組んでもらうと、結果も出てきています。
身体の状態の悪さも、細かい積み重ねなので、大きな影響(施術を受けるなど)だけではなく、日々取り組めることを継続することも大切です。