どのケア(体操)も、回数や時間で質は埋められない…。
どのケア(体操)も、丁寧に行うことが大事です。
それは、簡単ではないと感じるかもしれませんが、シンプルです。
そして、結局丁寧に行うことが、時間短く・効果的です。
私は、せっかちだからこそ、丁寧に行い、身体のケアは短い時間で効果的なものを行っています。
↑あ、セルフケアの話です。
冒頭の写真、私が触っているのは脚です。
「これが理想的な姿勢です。」という説明をしています。
AとBがスクワットをした場合…
下の二つの写真を見てください。
写真A
これ、膝が内側を向いているのがわかりますよね?
ここまではっきりではなくても、多くの人が膝が内側に向いています。
写真B
これ、膝が正面を向いています。
AとBがスクワットをしたとします。
- Aは、膝に負担をかけるスクワットになり、
- Bは、臀筋(でんきん・おしりのきんにく)をしっかり使えるスクワットが出来る
違いを想像できますか?
今、Aのような人が、自力だけでBの姿勢を作るのは、大変かもしれません。
それでも、Bが理想的な姿勢であり、出来るだけBの状態を作ることが大事だとわかってトレーニングなりスポーツなりをすることで、結果はかなり違ってきます。
Aの姿勢になっている理由は二つあって、
Bでいるための筋肉が使いづらいです。
- 使うための筋肉の伸び縮みが悪い
- 使うための筋肉が充分育っていない
そんなことが原因です。
施術がサポートできること
伸び縮みが悪いとか、使いにくい状態を使いやすくするとかは施術の担当です。
施術では、Bでいるための命令系統(神経)のはたらきを良くして、関連する筋肉を使いやすくします。
Aの状態でも、何もしないよりは、していた方が身体が使われるので無駄ではありません。
でも、同じ時間を使うなら、Bの状態で行える方がいいですよね?
質を回数や時間で埋められないとは…
Bの状態で10回やることを、Aの状態でも20回やれば、同じ効果出ると思えますか?
それが、質を回数や時間で埋めることは出来ないということです。
たくさんやらなくてもいいし、長時間やらなくてもいいです。
でも、丁寧に行うことが理想的です。