何のために元気になりたいのかが重要
最初にみなさんにご記入いただく「施術申込書」
空欄になりがちな
7番…今お悩みの症状があることで、困っていることはなんですか?
8番…症状が改善したら何をしたいですか?
10番…健康を手に入れたら何にもっと何をしたいですか?
を尋ねる理由を話します。
つらい状態でおみえの方々に、これを無理やり答えさせたりはしません。
ただ、身体の説明・身体のチェック・施術の前に、改めて尋ねています。
これらが必要な理由は、
目的・目標がある方が、症状に焦点を絞らずに元気になっていかれるからです。
↑さらに解説…
例えば、
エッフェル塔観に行きたい
が、目標だと、エッフェル塔観に行くための準備全てが含まれているので、面倒があっても観に行くために必要であればやるしかありません。
- 航空券・ホテルの準備
- 交通機関の確認
- パスポートの取得
「エッフェル塔観に行きたい」は、これらが全部含まれた状態です。
- 航空券・ホテル調べるのめんどくさい
- 交通機関調べるのめんどくさい
- パスポート申請も取得もめんどくさい
と言っていては何も変わりません。そういう場合は、
「エッフェル塔を観に行きたい」よりも「面倒なことはしたくない」方がより強い希望です。
その場合、エッフェル塔…観に行けませんよね?
↑こういうのはわかりやすいですが、身体のこととなると複雑または、単純なのに深めてしまっていることが多いです。
目標目的に焦点が絞られていると、他のことは通過点にしか考えられず、飛び越えやすいです。
そして、目標目的は、本当に自分がしたいことじゃないと、身体は応援してくれません。
↑厳密には心かな?
仕事が嫌いなのに、●●という症状が良くなって、仕事に積極的に取り組みたいです。
という気持ちでは、身体は応援してくれません。
仕事とか使命だとか立派なことじゃなくてもいいので、何か自分が本当に楽しいことを見つけて、それに向かって行きましょう。
※特にそれを人に話さなきゃならないわけではないので、自分の中であっためてくれてもいいです。
ちなみにですが、先ほどの「エッフェル塔」の例ですが、「面倒」のが強い希望だってことは、「エッフェル塔観に行きたい」はそんなにしたいことではない、自分が芯からしたいことではない可能性もあります。