カロリーは要素の一つ。やせたいならカロリーより気にすべきこと。

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カロリーを抑えた痩身法が効果を生んだために、違う路線で独り歩きしているとも思えるカロリー計算式ダイエット。

現代でも、外に食事に出かけると、高カロリーを気にしている方がいらっしゃる場面に出会います。

カロリーは食べ物と太・痩の関係の要素の一つで、これだけにこだわっても

  • 痩せない
  • 健康になれない

です。

単純に想像してみても…チョコレート500kcalと、お肉500kcal…どちらが身体を太らせることが出来ますか?

 

カロリー計算ではなく何を食べるかが大事です。

これは、お腹が空いた時に実験してみればわかります。

空腹時にお肉食べたら、食べる量に限界来ますけど、例えばお米やパンを食べると割と際限なくいくらでも食べられます。

さすがに減少したと思いますが、総カロリーは減量カロリーを守っているのに痩せないという人は、

「デザート食べたいから、ごはんを減らす」

というようなことをしています。好きな物(身体の栄養素としてのはたらきの少ない物)のために必要なものを食べないというやり方は間違っています。

身体は頭がいい

必要な物を必要な量だけ食べたら、「お腹いっぱいです。」ってわかります。

いつまでもお腹が減っている感覚がある人は、「量」ではなく「質」が足りなくて、「足りない」「まだ食べたい」という感覚になり、いくら食べてもお腹が空いている感じがあります。

ビタミンミネラルに注目している人も注意

バランスよく食べる。

そのためには食事だけでは難しいから、サプリメントを摂る。という方も多くなってきました。

それ自体は、いいことだと思いますが、

ビタミンやミネラルは身体の中ではたらくために「たんぱく質」が必要です。

たんぱく質の摂取量が理想的な量から少ないのに、ビタミン・ミネラルをじゃんじゃん摂取しても、働けないものはそのまま出て行ってしまいます。

摂取する目的は、身体の中で機能してもらう「はたらいてもらう」ことです。

ビタミン・ミネラルを意識して多く摂取するようになったのに、何も変わらないという方は、「はたらく」ことが出来ていないかもしれません。

たんぱく質GOGO

たんぱく質の足りない方が多いと感じています。

今より情報の少なかった時代に「肉は太る」「肉はコレステロール高い」と言われたせいで、たんぱく質が足りていない人がまだまだいらっしゃいます。

身体を造るための材料としても、身体のはたらき(製造含)のためにも、必要なものです。

「代謝が悪い」?!

代謝が悪いってなんでしょうか?

代謝つて?

難しい定義はともかく、身体に食べものを入れた時の流れとして、

食べる→使う→出す です。

食べる

は、口に持って行って噛んで飲み込めば出来ます。

自分の意図と意識と行動で出来ます。

使う

は、どうでしょうか?

アミノ酸まで分解して、必要なところに分配する。って身体が自然に機能として行ってくれることですよね?命令してどうにかなることではありませんよね?

この使うという機能にも必要な材料があって、それがたんぱく質だったりビタミンミネラルだったりします。

さらに、動いている場所には分配されるし、動きが悪い場所には分配されづらいです。

※修復する(自然治癒力)という機能も自然に行われます。

出す

も、どうでしょうか?

これも、命令ではなく、自然に行われていますよね?

ここだけに注目すると、命令ではどうにもならないからってなるかもしれませんが、生活環境・心の環境・運動などが必要です。

運動は、カロリーを消費するためにハードなことをするかどうかだけではなく、身体が元気に必要な分代謝するためには、身体は動かすことが大切です。

以前、

一日に20キロ食べている物はなんでしょうか?
https://www.daisy-seitai.com/2016/02/10/4015/

森林浴と深呼吸で免疫力が高まる話
https://www.daisy-seitai.com/2015/06/04/2795/

でもしましたが、歩行や深呼吸が腸マッサージになるという話をしました。自然な超マッサージが排泄にも関係してくるのがわかりますよね?

身体を動かせない条件の方は他者の力を借りることが必要(身体を動かす)ですが、多くの方々は自分で取り組めます。

話が長くなりましたが、お読みくださりありがとうございます。

要約すると、

カロリー摂取量と、カロリー消費量という概念は、要素の一つで、

身体がよくはたらけているかという要素も考えた方がいい。

ということです。

ぜひ、自分の身体の力を信じてください。

身体に不必要なものでも「おいしい」「すき」というものを止める「我慢」を強いていません。

何を選択するかという気持ちで取り組めたら理想です。