10歳年下10歳年上の友だちが、同じ年ごろの知らない人より若いと思う理由
整頭顔(せいとうがん)では、必ず写真を撮影しています。
理由は…
こういう経験はありませんか?
- 自分の10歳年下の友だち
- 自分の10歳年上の友だち
その友達と同じ年齢の人がテレビに映った時、「ああ、友達って若く見えるんだなー。」って…。
本当にそういう場合もありますが、自分の友だちだけが若く見える・若く見える友だちしかいないってありえませんよね?
この現象は脳の働きによります。
物を見ようとして見る時にはとても細部まで見えています。
情報を獲得する時に、とても脳が働いています。
同じものを見る時に、毎回毎回、同じように情報を獲得しようとすると、
脳はたいへん疲れてしまいます。
例えば、100問全問正解で次に進むことの出来るクイズゲームがあったとします。
1から順調で95問目まで正解して、96問目で不正解になってしまうと、また1問目から解答しなければならない…。
二回目のtryが96問目からだと助かりますよね?
100問連続全問正解ではなく、100問正解ルールだと楽ですよね?
脳の認識という機能も同じで、同じものを二度目に見る時は、必要な分だけはたらくという法則があります。
つまり、友達や知人と会う時には、自分の友達または縮んであるということを認識できる程度+いつもと違うことがあればその部分だけを認識するようになっています。
だから、自分の友達・知人と同じ歳の他人を見ると、その他人は初めて見た今の年齢の顔で認識するために、自分の友達・知人より老けて見えます。
それは、
自分の顔でも同じことが言えます。
自分であることを認識+いつもと違うことがあればその部分だけを認識。
程度にしか見ていません。
しかも、「+いつもと違うことがあればその部分だけ」という内容はいい加減?曖昧?良い言い方をすればファジィに見ているだけです。
自分の顔も、鏡で見ている時と、写真に写った自分では違うと感じることがありますよね?
※ここでは3Dで認識するということと異なることについて話しています。
これが、
整頭顔で、必ず写真を撮影する理由です。
どんなに変化しても、そもそもの自分の顔の認識(自分の現在地)が曖昧だと、わからないことがあるからです。