姿勢分析シート Posture Screen ポスチャースクリーンの当院での利用法
当院で初回に使う姿勢の検査「ポスチャースクリーン」です。
姿勢分析シート・ポスチャースクリーンはアメリカで作られて、そこから段々広まっていったので、これは現在の仕様と少し違います。
いちばん大きな違いは、日本語版になっているので、分析結果が日本語で示されています。
当院では、二回目のご来院にプリントして渡しております。
お申込書に、姿勢分析シートをメールで送ってほしい場合はE-mailアドレスのご記入する欄へのご記入をお願いいたしております。
01.姿勢分析シート受取方法
- 施術計画書の受取時に一緒に受け取る
- 申込書にメールアドレスを記入して添付受信を希望する
- 二度目の来院時に受け取る
の、三種類の受取方法があります。
1.施術計画書の受取時に一緒に受け取る、3.二度目の来院時に受け取る、場合は、渡す時に説明と、私の見解を話します。
02.姿勢分析シートの説明
現在は、日本語対応の内容なので、あまり多くは説明を必要としていません。
しかし、文字が多いので、大事なのはこの部分とこの部分(他がどうでもいいわけではない)であるというような説明を致しております。
03.理想線と本人の線
利用者さん方には、来院時にお申込書のご記入をお願いいたしております。
その中に、気になる症状などを書いていただいております。その症状と姿勢の関連について説明いたします。
姿勢の見方は、単純に理想線(緑の線)と、現在の本人の線(赤色)でも見ることが出来ます。
しかし、理想線と本人の線だけで説明できるものと出来ないものがあります。
理想線と本人の線だけで分る場合でも…
なんでそういう風な姿勢になっているかというのは、対面でしか説明できません。
例えば、
この青い丸の部分…大腿骨の骨頭という部分にシールを貼っています…がなぜ、理想より前に行っているのかという説明は、単に前傾しているわけではないので、きちんと立体的な説明をする必要があります。
理想線と本人の線だけで説明できない場合…
理想線と本人の線が近くて、割と姿勢が良く見えるにも関わらず、厳しい症状のある場合があります。
04.私の見解
姿勢は日常生活の積み重ねですので、良い事に越したことはありません。
良い姿勢は、関節が動きやすく、身体がよく使われているはずで、その場合は、症状が出にくいです。
しかし、一見良い姿勢だけど、関節の動きがよくない場合があり、その場合は、理想線に近くても、症状が出やすい場合もあります。
ですから、姿勢分析シートだけに頼らず、他の検査もしております。
そのあたりも、対面ですとよく説明することが出来ます。