膝上の肉が気になる・膝が痛い…膝の間の距離にこだわるO脚定義は間違っていると思う。
O脚・足ブログ
上の写真は60代女性の膝の変化画像です。写真左をA、写真右をBとします。
AとBの膝の間の距離はどちらの方が開いていますか?
Aの方が膝同士近くて、Bの方が膝同士の空間空いています。
後ろの補助線を見れば、客観的にBの方が間が空いていると言えますよね?
AとBの膝、どちらの方が痛いでしょうか?
「痛い」というのは主観的なものなので、客観的比較が出来ません。
答えは、Aの状態で膝が痛い人が、Bになって膝の痛みがなくなりました。
では、
AとBの膝、どちらが痛そうに見えますか?
これは、回答する人の個人的見解なので、正解というものはありません。
でも、あなたはどう思いますか?
O脚の定義が、「左右の膝の間が空いていればいるほどO脚」だと、Aの膝が良しと言えます。
O脚の定義が上記定義なら、O脚でもいいから、Bの膝でありたいものです。
膝の上の肉が気になります
美容的な問題で、膝の上の肉を気にする方もいますが、臀筋(でんきん・お尻の筋肉)がよく使えているならば、膝の上の肉が特別におかしくなバランスであることはありません。
若い女性ではわかりにくいかもしれませんが、
- 膝に問題が出そうだったり、
- 既に膝に問題があったり
すると、膝上がメロンパンのような肌合い?になります。
問題は股関節にあって、
- その股関節をよく動かせるように股関節の神経の出ている背骨の動きをよくする
- 臀筋が硬すぎるからトリガーポイントを刺激していく
- 股関節にストレッチをかける
が、この問題を解消する基本施術です。
でも、この状態って
生活習慣(身体の使い方の癖)で仕上がっています。
だから、生活習慣を変える必要があります。
そのために、
身体の使い方を頭と身体で覚える
というものがあります。
O脚の人だけが利用できるコースではないので、多くの方におすすめです。
【おまけの話】
膝の治療を長くしてきたけど、全然良くならない。
ということで当院ご利用の方々が、これまで良くならなかった原因は二種類に分けて考えられます。
一つは、膝の症状をかなり我慢したので、
- その治療で症状を悪化させないだけで精一杯だった
ことが考えられるケース。
もう一つが、
- 膝に出ている症状は結果であり、別の場所の問題がある
場合。
この場合は、別の場所を施術することで、良くなっていきます。