どこかにがっちりつかまっていなければ、筋肉は衰えていない?…わけじゃない。

ブログ

靴を履く時、靴下を履く時どうしていますか?

安全第一ですから、つかまって履いても・座って履いてもいいんです。

ここで話したいのは、つかまらないトレーニングしてほしいということではありません。

そこは、正しく読んでください。

でも、立位(立って)靴を履いた時にユラッとして指一本だけで下駄箱を突いたとします。それを

ちょっと下駄箱に触っただけで、

つかまったわけじゃない。だから、少しも身体は衰えていません!

と、思い込んでいるのは間違いです。

ということを伝えたくて話します。

身体は、

見た目にもわかる動くという動作だけではなく、支えるというはたらきもしています。

腕相撲。

両者一歩も譲らず、スタート位置から動かなくても、どちらも力って使っていますよね?

それも、動いて見えないけど、動いています。

靴を履く時にちょっとユラッとして、下駄箱に手を着いたり、指先でちょっと突いたりしたとします。

それは、「バランスをとるための筋肉」が衰えていると捉えられます。

着いたり・突いたりしちゃいけないわけではありません。

でも、前は少しもユラッとせずにどこも使わず履けたのに…ということであれば、衰えています。

それが、いけないわけじゃなくて、日常生活より少し上のトレーニングしないと、少しずつ今より力が下がっていくものです。

ということは、知ってください。

ズボンの裾をちょっと折る時に座らないと出来なくなっている…というのもそうです。

衰えを知れ!

ってわけじゃなくて、ある日突然でもなく、徐々にそうなるので、身体を使う時間も作りましょう。

と、言いたいです。

これは、私がまだココをオープンして2年か3年かっていう頃に、ご利用されていた方を見た時に自分自身にも思いました。

その方、30代男性は、靴を履くのも靴紐結ぶのも、片足立ちで全部出来たんです。

いつも帰りにその方が靴を履くようすを見るのが好きでした。

私もああでいたいなーって。

さして年齢が変わるわけじゃないけど、そんな風に思っていました。