「悪口は、天に向かって唾を吐くようなものだ」は、ホント。

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AIの発展のために、脳のこともだいぶ研究されてきました。

構造としての脳以外に、脳のはたらきと感情との関係などもです。

心理学関係などでもよく言われる、プラスの言葉を言って、マイナスは言わない!…それはちょっと片手落ちです。

「脳科学」「脳科学」と言われる昨今でわかっている「脳のわからない」話します。

脳のわからない

  • 人称がわからない
  • 否定語がわからない

これ、どういうことかわかりますか?

人称がわからないとは
  • あいつは馬鹿野郎だ!

と、言う場合、「あいつ」がわからなくて、全部自分のことになります。

この話を聴く度に、「悪態は天に向かって唾を吐くようなものだ」というのが本当にそうなんだなぁ…と思います。

これ、今悪い言葉を例にとっていますが、人称がわからないから、人を褒めても自分のことと脳が感じるということです。

いいこともあるんです。

否定語がわかりません

これも、わりと昔から心理学系のフォーカスという中では言われていますよね。

  • ピンクの象を思い浮かべないでください。

それまで、頭にありもしなかったピンクの象。

わざわざ「ピンクの象」って言ってしまうと、むしろ思い浮かべる。

もしもピンクの象を思い浮かべてほしくなかったら、ピンクの象の話なんかすべきでない。ということです。

日本の美しい文化がにじみ出ている「風邪ひかないようにね」も、…昔の人たちならば、それが優しさだと聞いた方も受け止めたらいいけど、新しい我々は、そう思ったら「元気でね^^」と言いましょう。