肩が痛いのに、身体全体を施術する理由。イメージ図-よくあるご質問シリーズ-

ブログよくあるご質問施術について身体について

「痛いのは肩だけなので、肩だけをお願いします。」

最近でこそ、いらっしゃいませんが、１５年も前だと、

「痛いの肩だけだから、肩だけを触ってください。」

これ、

  • 文字通りだけの意味と、
  • 時間をかけないでほしいという意味と、
  • 料金が割引にならないかという意味

で、尋ねられることも多かったです。

痛いのが肩だけど、原因が首です。

というような事例を、情報として仕入れてご存知の方も多くなりました。

でも、ぼんやりと全身が関係しているんだな…ということは情報としてご存知でも、イメージではあまり…

という方もまだまだいらっしゃいます。

カイロプラクティック理論として、命令の中枢と身体の関係ということを説明していますが、今日はカイロプラクティック的な説明で神経とっていう話以外部分をします。

滑車をイメージしてください

身体は全体で協力して動きます。それを連動して動くという言い方もいます。

それはご存知と思いますが、イメージが湧かないという方もいらっしゃるのでこんな図を作ってみました。

一つの動きをするために、

  • 直接的にはたらく場所(この図でいう矢印の場所)と、
  • それがはたらくために近くではたらく場所(この図でいう黄色さん)と、
  • 近くではたらく場所の土台としてサポートする場所(この図でいうオレンジさん)

がいます。

  • 矢印部分がはたらけないから矢印部分だけを治療、
  • 黄色さんが痛いから黄色だけ治療、

…それぞれ個別の問題だけで治る場合は、怪我の場合です。

怪我のような分類をされる「損傷」が、動作の繰り返しにより起きている場合は、

慢性痛的な分類になります。

そして、慢性痛的な分類の場合は、

オレンジさんのはたらきを助ける必要があります。

痛みの解決時間に個人差がある理由
  • それまで負担を掛けられている度合いや、←これは、目に見えている部分だけのことではない。
  • 回復中でも、生活面で、かけてしまう負担

環境的な問題等不確定な要素が関係します。

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