整体は確かに根本に迫るけど、だからこそ、本当の意味では時間がかかる。
葉っぱに水分足りなくて、潤いがほしいんですが。
そんな相談を受けたとします。
そこに対して、霧吹きもするかもしれないけど、そこに水が行き渡っていない理由は、吸い上げる水が少ないからなので、根っこにお水をあげますよね?
夏の暑い日に、一日お水あげるの忘れた植物。
気づいてすぐにあげても、すぐにはお水吸い上げて行き渡るまでいきませんよね?
植物によっては、それでもお水あげるとお昼くらいにはシャキッとしてきます。
でも、何日もお水なかった場合は、それに時間かかる場合ありますよね?
整体も受けてすぐにシャキッとしていくことが多いですが、そうじゃない場合もあります。
施術家として若い時には、そうじゃない場合は、自分の力量に問題があると思い込んで落ち込み、調べ、研究しました。
それが無駄ではなかったけど、
今はそうじゃない場合というものがあって、そういう方々には来院頻度を詰めた方がいいと提案しておくことも必要だと分かってきました。
提案が重荷になるのではないかと思って悩んだ時期もありますが、
そうするかどうかは本人が選択すればいいわけで、
提案をしておくことが専門家として必要。
だと、わかってきました。
その点をどのように説明していくかにも悩みましたが、その解決として、初回に身体についての資料を渡すことにしました。
薬の方が症状そのものを消失する速度が出せることがあるので、それが必要なこともあると考えています。
でも、その症状が出ている理由という意味で根本的に身体の機能をいい状態にしておく整体は、必要です。
そして、その症状が出る理由は生活習慣なので、生活習慣を変えないと、整体を受けても薬と同じようにやはり、繰り返しになります。
副作用と呼ばれる作用がないし、身体にいいけど、生活習慣を変えてもっと自分の力を信じていく必要があると考えています。