肩が痛い・腕上がるけどある地点から上に上げる時に痛い辛い。肩関節周囲炎②
⭐️2021年加筆しました。
肩が痛いの中でも、腕をまるっきり上げられないという方もいますが、上がるけど痛い。角度によって痛い。
等があります。
上がるけど痛い
という方に、動作をしてもらい、観察すると、肩の動きを他の部分で補正していることがほとんどです。
腕を上げる動作に関わる筋肉は役割分担と協力により「腕を上げる」という一つの動作をしています。
それらの中には、役割の範囲が小さいものもあります。
でも、そのちょっとしか動かないそれが動かなくても腕は上がりません。
ちなみに、
- 両腕をあげられない場合と片腕をあげられない場合ではいちばんの問題が異なる
- 前から腕を上げられるけど、水平に上げると痛い
などがあります。
腕を上げる筋肉がはたらけない原因
- 姿勢が悪くて、上がるための関節の角度を悪くしている
- 姿勢が悪くて上がるための命令系統の神経が著しく締め付けられている
- 長期の悪い姿勢が上がるための筋肉のはたらきを悪くしている
等がありますが、原因は一つではなく、これらが混ざっています。
以下、全員に当てはまるわけではないですが、特に気になる場所を紹介します。
腕を水平に上げにくい場合
自力じゃ無理ですが、他者の協力を得て楽になる場所
棘上筋(きょくじょうきん)という肩甲骨の上の方にある筋肉
背中から見た図です。図は右肩。
この筋肉をマッサージすると腕は上げやすくなります。
- 何もせず腕を水平にあげる場合
- この部分に手を当てて水平にあげる場合
を比べて、手を当ててあげると上げやすかったり、痛みが少し和らぐ場合に有効です。
肩甲骨という骨の上のこの赤い部分(起始)から起こり、青い部分(停止)に止まる筋肉です。
肩甲棘を探して、そのすぐ上です。
他者を頼りにくい場合は、ここに手を当てながらいけるところまで腕をあげる(痛みの無理は厳禁)などもいいです。
マッサージにしても、腕上げにしても、10秒から15秒くらいでも少し楽になります。
避けられないなら良いことを重ねる
何か集中して作業をする時は、姿勢が悪いこともあります。
それを避けられないことも多いし、それをしただけですぐにおかしくなることもありません。
だから、
身体に良い事をしてあげてください。
ちなみに、両腕を上げられない場合と片腕を上げられない場合では、いちばんの問題が異なります。
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