「ありがとう」で 出ちゃ〜う物質
自己対話とその中身
人は自己対話をしていて、ほっとくと、ネガティブな言葉が多くなる。
自己対話中8割が否定的な言葉…
人は一日に60,000語の自己対話をしている…つまり40,000語の否定的な言葉だそうです。
そして、脳は主語がわからないから、他者に対して放った言葉でも、自分の言葉として受け取ってしまう。
他者に悪辣な言葉を吐けば、それも自分のものとして受け取ってしまう。
でも、他者に良い気持ちで言葉を言えば、それも自分のものとして受け取れる。ということです。
この話を聴講したのが2016年でした。
この話を聞いて、あ、だから良い言葉を唱えるのがいいんだなーと思いました。
言葉を唱えるのがいい
練習次第で八割もネガティブワード言わなくなるかもしれないけど、ほっといてブチブチ悪いことばっかり言っているなら、
- 「ありがとう」を100万回言う
とかの方が、脳にも心にも良さそうですよね。
「ありがとう」から出る物質
ところで、この「ありがとう」という感謝の言葉、Happyな伝達物質やホルモン出したり、それらのバランスうまく取ったりする、エンドルフィン・アドレナリン・ドーパミン・セロトニンの4つをいっぺんに出すとのこと。
「ありがとう」って感謝したくなるようなことが周りにいっぱいあったり、見つけるのが上手だったりするだけで既にHAPPYとも言えるのに、言葉からさらにhappy物質出ちゃうとは、うおーって思いました。
身体に悪い作用はないからいいですよね。
言葉を唱えるのがいい
と、言われるだけだと、もやっとする。
※もやっとしても、まあそういうならって感じで実践してはみる。
けど、具体的に脳内物質出るって言われると、うおーってなります。
エンドルフィン
脳内で働く神経伝達物質の一種。α(あるふぁ)β(べーた)γ(がんま)の三種がある。
苦痛を取り除く時に一番多く分泌されるのが、βエンドルフィン
【はたらき】
- 鎮痛効果
- 気分の高揚感・幸福感が得られる
- 脳内ストレスを軽減するために分泌される
アドレナリン
神経伝達物質・ホルモン
【はたらき】
- ストレスを感じた時に放出され、交感神経の活動を高める。
- 「快」を感じる、脳内報酬系の活性化で中心的な役割を果たす。
豆:アドレナリンは結晶の形で取り出された最初のホルモンで、取り出したのは高峰譲吉氏。
ドパミン
神経伝達物質の一つ。
【はたらき】
- 脳内の報酬系と呼ばれる神経系を活性化する中心的な役割。
セロトニン
脳内神経物質
血小板など種々の細胞からも分泌される。
【はたらき】
- ドパミン・ノルアドレナリンを制御し、精神を安定させる。
- 腸の運動促進、毛細血管の収縮、血小板の粘着を促進