知らずのイライラ脳〜こんなことが脳に負担になっている。
腕を真っ直ぐ上にあげるという行動に必要なのは…
脳からの命令で、腕を上に真っ直ぐあげるとします。
※命令の前から身体の準備が始まるということは、今はちょっと横に置いておいて話を進めます。
上げるという命令だけではなく、「上に」「真っ直ぐ」あげるための情報も必要です。
その腕を真上まで上げるという脳からの命令を忠実に行うために必要な情報はとても多いです。
- 今腕がどこにあるかという現在地の情報
- 腕をどのくらい動かすと真上かという感覚の情報
- 腕を動かした感覚とどの程度動いているかという感覚の情報
- あとどのくらい動かすと真上かという感覚の情報
その脳で構成されたイメージと、実際の動きの違いが、小さなストレスを産んでいるそうです。
↑にあるほど、目に見えてわかるズレではなく、もっと小さなズレでも積もっていくとストレスに感じるそうです。
脳にとって、なんでちゃんと動かないんだろうかということに「イライラ」が生まれるそうです。
このイライラの解消には、
- 脳で構成されたイメージと
- 実際の動くイメージを
一致させていくことがいいそうです。
背骨に位置情報を正しく伝える場所がある
「背骨には、身体の位置を正しく伝える場所がある。」という仮説で身体をみるGAPという理論があります。
命令系統としてのことが言われる背骨とそこから出ている神経ですが、このGAP理論を元にいろんなことを考えると、すごく納得できます。
だから、私はGAP理論を取り入れた施術をしています。
当院で案内している体操002
姿勢分析シートで客観的な自分の姿勢を見て、「こんななのか…」と思う方がいます。
例えば、こちらの方はどちらの時も同じように真っ直ぐ立っているつもりです。
同じように真っ直ぐのつもりでも姿勢に違いがあるのは、
- 関節の可動域
- 筋肉のバランス
とも関係しています。
でも、それ以外に、脳で捉えている位置情報が間違っているということも関係しています。
体操002は、身体を伸ばすことだけではなく、本当の真っ直ぐの位置を脳に教えてあげるためのものでもあります。
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