【アロマオイルの効果と呼ばれるものへの考え方】整体院の現場から③

ブログ身体について

記憶にいいアロマオイル?

最近、脳の記憶機能を担当している海馬(かいば)のために良いアロマオイルというものが紹介されています。

芳香と認知症についての研究がされ、発表されたこと、そしてそれが書籍やテレビで紹介されたことからなようです。

医学文献検索サイトとアロマセラピー学会誌にあるらしいことは、検索できましたが中身まで読んでおりません。

ですから、

  • どんな条件の人を
  • 何名
  • どのくらいの期間
  • どんなことを指標に
  • どんな実験

により、効果があるとされているのかはわかりません。

それでも良いとされているものを院内に香らせ始めてみました。

香りと脳の効果について

香りが鼻から入り、篩骨から嗅神経にダイレクトにアプローチする。

というのは広く知られたことです。

そのことにより、香りが身体に作用するということは考えられます。

しかし、以前も ブレンドアロマオイル4種類販売 ブログで話したように、特定の香りに特定の効果があるとはあまり思っていません。

  • 香りは身体のはたらきにも影響する
  • 香りと思い出が結びつくから記憶との関連

ということはあるとは考えています。

匂いから、記憶が想起されるという経験は、誰にでもありますよね?

でも、記憶との結びつきとその影響に関しては、みな微妙に異なる。と思っています。

◯◯は△△という影響がある?

肉体として受ける影響は似通っていると思います。

しかし、人によって◯◯と記憶との関係は異なります。

異なりを追求し、一人一人個性のある香りが必要という、神経質なことではありません。

◯◯は△△にいいから、△△が誰にでもいいということではなく、嗅いでみて気分が良ければ、それがいい刺激なんじゃないかなと思っています。

そして、精油の香りは、鼻呼吸を促してくれるので、それが身体にとてもいい柔軟に考えてもいいのではないかなと思っています。

私の経験と香り

例えば、柑橘系の香りは、リフレッシュや集中力で、リラックスとも言われています。

私もオレンジビター、オレンジスイート、グレープフルーツ、レモン…の香りは好きです。

でも、松の香りと混じってしまうと、昔の特定の病院の匂いがして、悪くはないけど、少しつらい気持ちが想起されます。

私が生まれた時から病気で、病気で亡くなった祖父の長期入院していた病院を思い出します。

祖父との時間を過ごした病院といういいイメージに書き換えれば、また違った思い出になると思うし、大人になって祖父の人柄を大人たちから聴いてみたら気に病まなくてもいいのかもしれないけど、それでも脳に負担な感じがします。

で、

清潔なキリリとした香りで、多くの人がスッキリした気持ちになれる香りが、私にはちょっとつらいので香りは本人が気分が良くなるような香りがいいのかなと思っています。

そういう香りとの相性は、自分自身の体調によっても違うこともあります。

過敏に調合する必要はない(そんなことに過敏になったら、それそのものが身体に悪そう)けど、ほどほどに気分が良い香りが、脳にも心にも身体にもいいと思っています。

祖父との思い出みたく、ちょっと重めに語りましたが、もう少し簡単に話すと、ある人は犬を見てかわいーとかかっこいーとか気分が盛り上がるし、ある人は犬を見て怖いと思うようなそんな違いがあるように、香りにもそういう相性はあると考えています。

 

【アロマオイルを香らせるためのおすすめ芳香機】整体院の現場から②
➡️ https://www.daisy-seitai.com/2018/03/22/7626/

【副交感神経を活性化する香りはリラックスの香りより?!】整体院の現場から①
➡️  https://www.daisy-seitai.com/2017/12/28/7395/

 

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