「家族三人を殺された私が、憎しみを乗り越えた方法/伊藤勇」を読んだ感想。
2024年1月14日投稿、2月14日読後rewrite。
つらい気持ちをのりこえるために
読後感想は、後半に。
2015年、カイロプラクティックの学校で一緒に机並べて勉強した…つまり学友の伊藤さんの講演会に行ってきたということをブログにしています。
そこで、【自分で創る未来】という鶴見のみつばカイロ院長伊藤勇さんの講演会に行ってきました。➡️https://www.daisy-seitai.com/2015/02/12/2187/
という話をしました。
そこでは、最初に出版された本「あの時をのりこえて/文芸社/伊藤勇」の内容からの講演でした。
その本では、伊藤さんの幼少期・伊藤さんに起こったこと・のりこえてどういう生き方をするかを決めたこと。
が語られています。
伊藤さんに起こったことは、衝撃的で、例えようもなくつらい話でした。でもそこからでも立ち上がるという内容は、優しくて強いものでした。
今回の出版で、また連絡をくれました。
- タイトルは怖いですが、内容はとてもポジティブなエネルギーで詰まっている。
- タイトルは出版社が決めるので、太刀打ちできなかった。
とのこと。
タイトル見たら、確かに「あの時をのりこえて」から考えると、過激なタイトルです。
でも、今や情報も出版も玉石混交…玉か石かという部分のみならず、いったい何が書かれているのかわからない。似たようなタイトルで中身も同じようなことなのではないか?
というところから考えると、出版社さんが、いったい伊藤さんが何を乗り越えたか。という部分を見出しに使うことで、特徴を出したかったんだろうなと想像します。
大事なのは、…この段階で私もまだ読んではいませんが…、伊藤さんがどういうことを乗り越えて、どんなことをみんなに伝えたいかというところなので、過激なこのタイトルではなく、中身の良さで広まればいいなと思います。
でも、中身の良さも、手に取ってもらわなければ、誰にも伝わらない。
→優しさと強さがあるタイトルだったとしたら、埋もれてしまう。
→それはもったいないということで、このタイトルになったのではないかと思います。
もし、今、つらい気持ちの人がいたら、手に取って読んでほしいと思います。
※現段階で、私は読んでいないので、読んだあと、このブログは書き直します。
読み終えて
タイトルが衝撃的で著者が乗り越えた内容も想像も出来ない。
あまりに、自分の人生とかけ離れているから。
でも、読んでみると、伊藤さんが伝えたいのは事件の内容ではなく
- そこまでのつらさ苦しみからも乗り越えることができる。
- 私もできる、あなたにもできる。
ということなのだろうと思う。
(「これだけのつらい思いをした人」としか表現できずに申しますが、それは伊藤さんの悲劇を下や上に見たり、今の自分の置かれているつらい状況を下に置いたり上に置いたりという意味ではありません。
誰でも、つらい時っていうのはあって、その渦中にいる時は自分のつらさがいちばんに見えると思うし、実際人と比べるものではないと思うのでいちばんだと思います。)
苦しい気持ちから立ち上がるには
自分の決意がいちばん。
でも、立ち上がる時に脳や心のはたらきを利用した技術も存在する。
ということを自分の経験、心の変化と並べて話してくれています。
今、つらい人は、書かれたこと全部行うのか…と思うと
ちょっとしんどいと思います。
著者も全部をいっぺんにしたのではないと思います。
だから、この本をさらっと読んで、出来そうなこと一つしてみて
少し元気になった時にまた一つしてみて
と、この本に伴走してもらって少しずつ歩いたら良いかなと思います。