痛みのある場所は、組織同士の滑りがない。‐ハイドロリリース治療法-
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整形外科さんで、痛みを取り除き・可動性を増す治療法として発展している「ハイドロリリース治療法」。
今までは、X線(レントゲン)撮影で骨に異常がないと「正常」とされてきましたが、癒着している場所に問題があることが分かってきました。
超音波(エコー)で組織同士がくっついている場所を見つけてそこに生理食塩水を注入し、癒着を剥離すると、痛みが治療できるようになってきました。
私は、医師ではないので、エコー診断や注射は出来ません。
しかし、この「癒着」と「滑り」のイメージを持つことで、施術が深くなりました。
身体には層があります。
骨、骨膜、筋肉、皮下脂肪、皮膚、それらを埋める筋膜(という名称でよばれていますが、fasceaという膠原繊維)、それらのどこが癒着しているか。
それを神経と合わせてイメージしながら的確に施術することと、どんな運動をするかを提案するかということで、これまで以上に
痛みを持つ人が主体となって身体をいい状態にしていかれる。
ことを応援出来るんだなーというイメージを持てました。