呼吸は目的に応じて、自由に。

ブログ

以前、【呼吸と森林浴セラピーについて】というブログを書きました。

https://www.daisy-seitai.com/2015/06/04/2795/

あれから…2015年から…、呼吸が浅くて呼吸に関係する筋肉が特に硬い方々には、「深呼吸する時間を作ってください。」ということを話してきました。

深呼吸についてですが、…たしかに、大きく深くしてほしいですが、

呼吸が苦しくなるほど

では、リラックス出来ないので、それはやめてください。

体のバランスを司る自律神経は、自力で関与することが出来ません。

手足を動かそうと思えば、動かすと思えば出来ます。

でも、心臓の動きを速めたり・ゆっくりにしたり、瞳孔を拡大したり・縮小させたりは、意識ではコントロールできません。

そんな自律神経にアプローチできるのが「呼吸」です。

副交感神経を優位にしたいから、深呼吸をしたいのに、苦しくなるほど息を吸ったり・吐いたりしたら、交感神経のはたらきが強くなります。

また、腹式呼吸だけがいいわけではなく、胸式の呼吸が出来ていない人もいらっしゃるので、腹式にこだわりすぎる必要はありません。

※何が目的かにもよります。

身体は、同じ生物として、似たような傾向はありますが、個性があります。

ゆったりとした呼吸のためのリズムが、みんな揃うわけないです。しかも一回ではなく、例えば1分行うとして、2分行うとして。

身体をリラックスさせるための呼吸は、自由にしましょう。