足首を回されるのが痛かった?!

足エリアには、26個の骨があります。(骨の量詞は「本」で表す形状のものと、「個」で表す形状のものがあります。)
26個も骨があるのは、それぞれが微妙な動き、微調整をするという役割を果たすからです。
例えば、似たようなはたらきをしているのは、線路に敷き詰めた石や、お城の土台の石です。


足エリアの細かい骨を動かす
これ足の骨の絵です(右足)

この一つ一つの関節を動かすテクニックが存在しますが、大抵は、一つだけおかしいことはなく、全体として動きが悪くなっています。
本当に一個だけがおかしいとか怪しいとかあれば、そこを狙うこともありますが、でも、ベーシックな施術では、足を大きく回して大きな関節を動かしています。
何か問題があって触れない(骨折等の治癒中)場合はありますが、ほとんどの方の足首を触ります。
足首の骨に動きが必要と考えるのは、それくらい重要だからです。
施術のながれの中でサラッと施術しているので、あまり注意を払っていない方も多いと思いますが、すごく重要です。
多くの方は「たった足を触っているだけ」に見えるだけかもしれません。
しかし、それが必要な人・身体に敏感な人は、「これがすごく気持ちいいです。」と感じられます。
足の指の間にある骨間筋を広げるだけで、上がらなかった肩が上がる方々もいるくらい重要な場所です。
 
 
それが、この施術が「毎回痛い」という方が…
確かに硬いけど、そこまで痛いとは想像しきれていませんでした。
私に触られて痛いこと自体より、ということは、「普段その部分は動きがとても悪い」ということが大変なことです。
今は、足の指を広げるということは習慣化していて、その前まで足の指を広げるのも痛かったとのこと(当院ご利用になり始めるずっと前のことだそうです)。
その習慣に足首回しも加えることを勧めました。
【余談】足の指を使うって…
先日太極拳の大会を見学に行きました。
「健康太極拳」ということで、多くは静かにしっかり動くという演技をされていました。
その中でチャンピオンの、模範演舞みたいな時間がありました。
そこで演舞をされた方が、そのずっと前の全体休憩時間に準備運動?をされていたのを見ていました。
その方は、足の指で立っていました。
いや、それじゃ当たり前か。
足の指の先の方で立っていました。
そこまで出来なくてもいいけど、足全部が健康的に使えないと出来ないことだよなー。と思いました。
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…ではなく!!
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