整体は、フィジカル肉体面にアプローチ…施術者は肉体面だけを重要と考えるか?
整体をしているあなたは、肉体面を見るんですよね?
ということを、尋ねられました。
尋ねられたというか、確認されたというか…。でもスピリチュアル系でも似たような話をするというところに話が及んだので、今日はそのあたりを話します。
身体
身体の勉強といえば、
- 解剖学
- 生理学
があります。解剖学は身体の地図を学び、生理学は身体のはたらきを学びます。
カイロプラクティックは、解剖を無視することは出来ないにしても、解剖に囚われず「はたらき」に注目したものだと私は考えています(そのあたりは今回は省略)。
身体のはたらきがどんどん解明されても、不思議なのは「脳」と「心」。
例)前屈
- 前側の筋肉が収縮して、背面の筋肉が伸びて、行えます。
でも、
- 前屈しろと命令するのは脳だけど、前屈すると決めるのは心。
それはどこから湧いてくるのか?
そう考えたら、スピリチュアルな面も身体に関係してきますよね?
WHO健康の定義
“Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
健康は、完全な身体的、精神的、魂、社会的幸福の動的な状態であり、単に病気や虚弱がないことではありません。
と、されています。世界保健機構もspiritualという面が健康に関係しているとしています。
「見える聴こえる」だけがスピリチュアルと定義されたら、そういうのとは違いますが、その人のようすってありますよね?
たぶん、身体に関わった仕事…身体じゃなくても、人に関わった仕事をする人って少なからず、「気」とか「魂」とかそういうのも大事にしているんじゃないかなと思います。
そして、自分の心や脳のコンディションも大事にしています。人に関わるから。
瞑想とか浄化とか、気の感覚とか、そういうの気する施術関係の人たちは多いと思います。
囚われるのではなく。
スピリチュアルって言い方をしないだけで…。
話の着地点は…とにかく、肉体面をみるからといって、肉体面だけが重要だと考えている施術家っていないと思います。
【補足】
以前、
というブログでも似たような話をしています。
【余談】
誰にでもエンパス(emoath)的な要素ってありますよね?
「あ、あの人元気なさそうだな」
「あの人楽しそうだな」
そういうのをもっと感覚を磨いたのがスピリチュアルなことを生業になさっている方たちかなと思っています。
【余談2】
エンパスで思い出したこと…。
「空気読めよ」ってあるけど、なんで、空気が読めないと批判されるのに、言葉に出来ない(正直に言えない)ことは批判されないんだろうか…。
相手を慮るのは大事な心遣いだと思います。
でも、相手を大事に想って、悟ることが間違っていることもあるのに、言葉にできないことよりも空気を読めない方が罵倒される風潮に疑問。